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著者 | 勝谷 誠彦 |
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定価 | 1,300円(税抜) |
発行年月日 | 2008年12月10日 |
判型 | B6判並製 240ページ |
ISBN | 978-4-901908-40-5 |
Cコード | 0026 |
刷り | 1刷 |
出版・テレビなどでヒットを飛ばし続ける時代の寵児・勝谷誠彦が、全国を食べ歩いて選りすぐった57軒の酒と料理のうまい店を通して描いた『男の居場所』。 ページをめくるたびに喉がごくりと鳴る、酒呑みのための味紀行。
味の記憶 勝谷誠彦
Ⅰ 酒と肴を求めて
わが郷愁の立ち呑み道・・・・・・・・・・・・東京立ち呑み漫遊記
酒呑みが辿り着く究極の街・・・・・・・・・大阪・天満立ち呑み街道
夏泊の岩牡蠣、香住の鮎・・・・・・・・・・夏の山陰味紀行
国境の海が育てた島の酒と味・・・・・・壱岐・対馬味巡り
肉に目覚めた博多の夜・・・・・・・・・・・・鮮魚の街で肉三昧
うどんの国・讃岐のもうひとつの味・・・讃岐ラーメンの系譜を歩く
Ⅱ 私が愛した酒も料理も旨い店たち
季節をよみ、産地を選ぶのも主人の目利き
教養を感じるプロのおばんざい 季節料理 根本(東京・麹町)
蔵元の当主が選ぶ、酒を立てる料理
酒蔵でひととき静かな夢を見る 無垢根亭(大阪・交野市)
洗練されたタイの日常食
南国のスパイスでワインがさらに旨くなる カオ・ティップ(東京・代々木)
進化と融合を繰り返す博多ラーメンの老舗
フレンチテイストの餃子とモツにワインで乾杯 うま馬(福岡・博多)
幾種類もの塩で味わい分ける
シンプルな肴に、選びぬかれた日本酒 GALALI(東京・神宮前)
うどん屋に並ぶ銘酒の数々と日本各地の肴 讃岐うどん大使 東京麺通団
蕎麦前ならぬ、うどん前で一献 (東京・西新宿)
魚を知りつくした猟師の街で
蔵出し銘酒の隠れブランド発見 どんた久(静岡・焼津市)
北の国の豊潤な魚たちが
酒の味を生かし、男を酔わせる 割烹 千渡里(新潟・村上市)
酒呑みの心を突く、洒落たアテに
ひとひねりした鮨の面白さと旨さ うまいすし研究所 紋ずし(東京・祐天寺)
家庭の味が板前料理に変貌
すすめられるまま、埋もれたる地酒に酔いしれる 酒処 吉本(東京・新宿)
つまみを選んだらビールをぐっと飲む
ほろ酔い気分はさっぱりスープの湯麺でシメ 13湯麺(千葉・松戸市)
老師が練りこむ餃子に象徴される
尊敬に値する繊細な中国料理 異味香(埼玉・川口市)
季節を味わい尽くす絶品鮨
明石の魚を力強く包む銘酒「郷乃誉」 鮨 いちりん(兵庫・尼崎市)
焼くだけのシンプルさに突出する
繊細な羊肉の旨味に歓喜の声 仔羊料理赤丸ヂンギス(東京・新宿)
酒仙人が織り成す頭脳技の肴
手づくり練り物のおでんに極まる 串駒房(東京・大塚)
タイの文化も歴史も取り込んだ
洗練されたイサーン料理 セラドン(東京・渋谷)
必須はマグロの脳天に中落ち
焼酎がぐびっと進む立ち呑みのカウンター 立ち飲み 竜馬(東京・新宿)
立ち呑みワインのあとは
シャンパンとカレーでシメるダンティさ MARUGO(東京・新宿)
藁燻、藁焼き、肝和えと
趣味のよい酒肴に接待された気分の夜 萬屋 おかげさん(東京・四谷)
和の素材、フレンチのソース
上海料理に挑戦し続ける達人 馥香(東京・浅草橋)
素朴なフランス流モツ料理で
ヨーロッパの路地裏風に昼下がりのグラスワイン クレッソニエール(東京・新宿)
屋台のおおらかさを残しながらも ベトナム料理ロータスパレス赤坂
洗練された本物の味、バインセオ (蓮花館)(東京・赤坂)
よき店はよき舌に育てられる
立ち呑みフレンチから、さらに輝きを増す美味 bongout noh(東京・渋谷)
野菜の旨味は濃厚に、魚肉はさっぱりと
シチリアの風を感じるカウンター イタリア料理 カンパニョーラ(東京・新宿)
妖艶にしなやかに
北新地できらめく玄界灘のサバとアジ 五島列島 びさい(大阪・北区)
ぬくもりあふれるガード下 元祖てっちゃん鍋 やすもり尼崎 本店
新鮮なホルモンとたっぷり野菜の鍋 (兵庫・尼崎市)
きめ細かいレバー刺しのあとはホルモン鍋
ハードボイルドな雰囲気もまた愉しい 元祖ホルモン鍋 みつる(東京・歌舞伎町)
大胆なほほ肉、繊細な煮びたし
硬軟とりまぜた誠実な料理が並ぶ家庭的な店 赤坂 まるしげ夢葉家(東京・赤坂)
あえて創作料理とは言うまい
料理修行の集大成、主人独自の味 和伊わい亭(東京・西神田)
明石の昼網は活きのよさの証明
彩りも艶やか、見事な和洋折衷料理 Positive Imbalance歩路庵(兵庫・六甲道)
普段使いの懐石料理
「しめ鯖サンドイッチ」に「松露」を啜る 漁菜 克献(大阪・東三国)
アミューズから高揚する期待感
気軽で上質なフランス飯 プチ・トロケ(東京・渋谷)
おしまいに言っておきたい、味の記憶