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中将姫の寺 當麻寺の365日

著者 當麻寺中之坊 貫主/松村 實昭(じっしょう)
定価 1,800円(税抜)
発行年月日 2025年3月
判型 A5判並製 208ページ(カラー16ページ)
ISBN 978-4-908443-97-8
Cコード 0095
刷り 1刷

内容紹介

歴史あるお寺の知られざる日常や修行のこと、歴史を綴った「お寺の365日」シリーズ。
巻中のカラーページでは仏像や当麻曼荼羅、行事や景観の写真を掲載しています。

真言宗と浄土宗が同居する寺院、
ご本尊「綴織當麻曼荼羅」、練供養、
中将姫のお写経、称讃浄土教、
陀羅尼助、役行者、聖徳太子…

當麻寺は見どころが多いのはもちろんであるが、
それにもましてたいへんわかりにくい寺ではないかと思う。
長い歴史の中でいろいろな変遷があり、
お寺のご本尊が仏像ではなく曼荼羅であったり、
お寺の中にまたお寺があって、真言宗と浄土宗が同居していたりもする。

いまだ解明されていない謎も多い。
知れば知るほど、調べれば調べるほど、
よけいに文章としてはまとまらなくなるのではないかと思う。

とりあえずは「當麻寺の365日」という本のタイトルにあわせて、
當麻寺に伝わる伝統行事を追いながら日々のつれづれや
伝え聞いたことなどを書き連ねていくことにするので、
よろしければお付きあい願えればありがたいと思う。
ご住職より

 

目次

・まえがき

修正会は寒い 
厳かな金堂の仏さま 
古い寺の法儀は難しい 
二宗共存のかたち 
仏さまの呼び名が変わる? 
七日までの悔過は秘儀なので… 
大寒の陀羅尼助づくり 
ダラニスケのダラニとは 
ダラニスケかダラスケか
苦い薬の甘い香り
お寺の神事
さまざまなお供え物 
豊受大神と葛城氏と雄略天皇 
二上山とお彼岸
當麻寺といえば中将姫、中将姫といえば當麻寺 
練供養会式より當麻れんぞ 
現身往生を再現する練供養会式 
立てば芍薬 座れば牡丹
中将姫のイメージ像
折口信夫の『死者の書』
松村實照 
曼荼羅堂解体修理で増えた謎 
夢で緊張させる人 
食べることのできる幸せ 
途絶えかけた當麻曼荼羅絵解き 
當麻曼荼羅平成写本
曼荼羅転写の意義 
テキトーでいいかげん 
當麻の絵解きは拝礼式 
當麻寺の風景
行く道を照らす 
私の拠りどころ
蓮華会のお供え膳 
蓮華会法則の復興 
法悦歓喜ということ 
蓮の造り花 
香藕園の蓮華 
いきつくところ 
真言方と浄土方の施餓鬼会 
弘法大師授法一千二百年の法悦 
二年連続の法縁 
大津皇子の魂鎮め 
称讃浄土経のお写経
『當麻寺中之坊 称讃浄土経を読み解く』 
観無量寿経のお写経 
百五十枚の天井画 
写仏道場に
いつまでも完成しない絵 
過去から現在、そして未来へ 
はじまりは聖徳太子さま 
ふたつの三重塔  
愛でられて 末のはかなし 
刀剣が出てきたら 
和雅なる聲 
「お経っていいよね」 
師走の仏名礼拝行

・諸行無常の響き -あとがきにかえて 

・當麻寺略年表